手づくりの良さ、馬耕による土づくりから
天高く馬肥ゆる秋。 馬に鋤(すき)を引かせて田畑を耕す伝統農法「馬耕」の姿がそこにはありました。馬と馬方の呼吸を合わせ、緩急自在にお互いに調和する姿は、まさに人馬一体。道行く人々が「懐かしい」「珍しい」と足を止める姿が、この古くて新しい農法の魅力を物語っています。馬は草を食べて力を出し、排ガスもなく、自然が循環する新時代にふさわしい農法だと自負しています。
機械には出来ない土づくりは、お米の出来にも関わってきます。馬と人の共同作品『山瑞 SANZUI』の出来をぜひ味わってみてください。
手間を惜しまず、愛情をもった米作り
米作りは、なるべく「手」で触れて「無農薬」とし、ひと手間惜しまず「はぜ掛け」を実施しました。
除草には手間がかかりますが、一層安心して飲めるお酒をつくりたいという思いから、田んぼの中に入っています。昨今では、稲穂をコンバインで刈り取り、乾燥機で乾かすというのが主流ですが、私たちは穂が付いた状態で天日でゆっくりと乾燥させる「はぜ掛け」を行いました。はぜ掛けには、登熟して旨味が増す効果があると言われ、手間のかかる作業ですが、美味しいお米を作りたい一心で、このプロセスを取り入れています。
お米は育てるというより、育つもの。この土地の自然環境で稲穂が育つ過程で、人間が出来ることは多くないですが、出来るだけ「手」で触れることにこだわった逸品です。自信をもって『山瑞 SANZUI』をお届けします。
山と木と、人はいきていく
山はすべてのいのちの源
「原材料」
自然栽培米300ml